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ベビーベッドって必要?新米パパママが後悔しない選び方&人気モデル【徹底ガイド】

初めての赤ちゃんの寝床として「ベビーベッド」を用意するべきか悩んでいる方も多いでしょう。「大人のベッドで一緒に寝たほうが楽かな?」「そもそもベビーベッドって必要?」などなど。まずはベビーベッドの役割と選び方、そして人気のブランドや安全面、体験談まで順番に紹介していきます↑

ベビーベッドは必要?メリットと役割

赤ちゃんを安全に寝かせるスペースとして、ベビーベッドには次のようなメリットがあります。

  • 安全な睡眠環境: 固いマットレスと囲い(柵)によって、赤ちゃんが窒息するリスクや転落の心配を減らせます。大人のベッドに一緒に寝ると、布団に埋もれたり大人が寝返りで圧迫したりする危険性がありますが、ベビーベッドなら安心です。

  • 衛生的で快適: 赤ちゃん専用スペースなので、ペットやほこりから守られます。汗っかきの赤ちゃん向けに通気性の良いマットやシーツを使えば快適に眠れます。

  • お世話がしやすい: オムツ替えや着替えも、適切な高さのベッド上でできます。特にハイタイプ(床板が高い)なら腰をかがめる負担も減り、産後のママや背の高いパパにも優しいです。

  • 生活リズムが整いやすい: 夜は寝室、日中はリビングにベビーベッドを移動して使うことで、「ここに寝かせたらおやすみタイム」と赤ちゃんが環境の違いで眠りのリズムをつかみやすいという声もあります。

もちろん各家庭の事情や方針で「最初からベビーベッドを使わなかった」「途中で使わなくなった」という場合もあります。ただ、安全面では推奨する小児科医や助産師さんも多いので、最初のうちはベビーベッドを用意しておくと安心でしょう。

📝 ワンポイント: 厚生労働省などでも、乳児の睡眠中の事故防止のために**「大人とは別の寝具で寝かせる」**ことが推奨されています。ベビーベッドはその代表的な方法なんですね。

ベビーベッドの選び方ポイント

ベビーベット

では、具体的にベビーベッドを選ぶ際のチェックポイントを見ていきましょう。設置スペースや機能、安全性など、いくつか重要な観点があります。

1. サイズと設置場所の確認

まずはサイズ選びがとても大切です。ベビーベッドには主に「標準サイズ」と「ミニサイズ」の2種類があります。

  • 標準サイズ: 内寸120×70cm程度。一般的な大きさで、赤ちゃん用布団(標準サイズ)もこの寸法に合わせて作られています。ゆったりしている分、新生児~2歳頃まで長く使えるのが利点です。おむつ替えの際に赤ちゃんをベッドに寝かせたまま世話がしやすい広さもあります。ただし、その分部屋のスペースを取るので設置場所に十分な余裕が必要です。

  • ミニサイズ: 内寸90×60cm程度。コンパクトでワンルームやマンションでも置きやすいサイズです。ミニサイズの布団やマットレスが必要ですが、省スペースで済み、狭い部屋やベッドを大人用ベッドの横に並べて置きたい場合に重宝します。一般的に新生児~生後12ヶ月くらいまでの使用が目安で、赤ちゃんの成長によっては1歳前後でサイズアウトすることもあります。

設置する部屋の広さや間取りをよく測って、ドアの通幅も確認しましょう。ミニサイズなら日本の住宅の扉を通過できることが多く、部屋間の移動も比較的簡単です。例えば、「昼間はリビング、夜は寝室」というふうに移動させて使う方もいます。標準サイズは大きいので基本は設置場所を決めて据え置きになりますが、その分赤ちゃんが大きくなってもゆったりしています。

🔍 先輩ママの声: 「1LDKの狭いアパートだったのでミニサイズで正解でした。実家(里帰り先)にも折りたたんで持って行けたので便利!」(生後6ヶ月ママ) / 「マンションの各部屋の扉をミニサイズなら通せたし、夜は寝室のベッド横につけて使えたので夜間の授乳が楽でした」(生後8ヶ月ママ)

設置場所も重要です。リビングに置く?寝室に置く?それとも必要に応じて移動する?

  • リビングに置く場合: 日中家事をしながら赤ちゃんを見守りたい時に便利。リビングと寝室が離れている場合は、昼用に簡易ベッドやバウンサーをリビングに置き、夜は寝室のベビーベッドという使い分けも。

  • 寝室に置く場合: 夜間の授乳やお世話がしやすいです。特に親のベッドの横に置けるタイプ(後述する「添い寝タイプ」)なら夜中もサッと赤ちゃんに手が届きます。

  • 兄弟やペットがいる家庭: 上の子やペットが赤ちゃんに触れすぎないよう、ベビーベッドに寝かせると安心という声もあります(柵がガードの役目に)。

2. 高さや形状などタイプで選ぶ

ベビーベッドにはデザインや機能の違いでいくつかタイプがあります。自分たちのライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。

  • ハイタイプ vs ロータイプ: ハイタイプのベビーベッドは床から床板(赤ちゃんが寝る板面)までの高さが高めに設計されています。だいたい床板高が70cm前後などの製品が多く、これは腰を深く曲げずに赤ちゃんを抱き下ろしできるので、腰痛持ちのママパパにも優しいです。またハイタイプは大人用ベッドと同じくらいの高さにマットを合わせられることもあり、添い寝感覚で使いやすい利点もあります。一方、ロータイプは床板が低め(床に近い)で安定感があり、大人用ベッドが低い場合は目線が合いやすいというメリットも。部屋に圧迫感を与えにくいのもロータイプの特徴です。迷ったらハイタイプが人気ですが、設置場所の高さ制限(天井までの高さや圧迫感)なども考えて選びましょう。

  • 固定式 vs 折りたたみ式: 固定式はしっかりした作りで日常的に据え置いて使うのに向きます。丈夫で安定感がありますが、大きく場所を取るため使わなくなった際の保管場所が課題になることも。折りたたみ式は文字通り折りたたんでコンパクトにできるベビーベッドです。使用しないときはスリムに畳んで片隅に置いたり、車で持ち運んだりできます。里帰り出産で一時的に実家で使う場合や、旅行先に持参するケース、あるいは「使わなくなった後はクローゼットにしまいたい」という場合に便利です。折りたたみ式の代表としてアップリカの「ココネル」シリーズなどはとても人気で、実際に「帰省先に送って使った」という声もよく聞きます。

  • キャスター(移動式)付き: ベビーベッドの脚にキャスターが付いていると、赤ちゃんを寝かせたままベッドごとコロコロ移動できて便利です。昼はリビング、夜は寝室など家の中を移動させたい場合はキャスター必須です。多くのベビーベッドはキャスター取り付けが可能ですが、購入前に「キャスター付きか」「通路の幅に収まるか」確認しましょう。キャスターにはストッパー(ロック)も付いているので、普段はロックしておけば不用意に動く心配はありません。

  • 添い寝タイプ(サイドオープン): 赤ちゃんと添い寝したいけど安全面が心配…という方には、片側の柵を下ろして大人用ベッドにぴったり横付けできる「添い寝ベッド」も検討してみましょう。例えば「大和屋(やまとや)のそいねーる」シリーズなどは有名です。これはベビーベッドの片側面を外したりスライドで下げたりして、大人のベッドと密着させて固定することで赤ちゃんを自分のベッドの延長のように寝かせられるものです。夜中の授乳やトントン寝かしつけがすぐ手を伸ばしてできるメリットがあります。ただし、添い寝ベッドとして使う場合は専用の固定ベルトでしっかり大人ベッドと結合し、すき間に赤ちゃんが落ちないようにする必要があります(製品付属の場合も別売りの場合もあります)。添い寝で楽ですが、安全面の取り扱い説明は必ず守りましょう。

  • 多機能・長く使えるタイプ: 最近では成長に合わせて形を変えられる多機能ベビーベッドも登場しています。床板を外してベビーサークル(プレイヤード)にできたり、柵を組み替えてキッズ用の机やベンチになったりと、長く使える工夫がされた製品です。例えば「10mois(ディモワ)のキャノピーミニベッド&デスク」は、ミニサイズのベビーベッドが、ベビーサークルや子ども用デスク、さらにはおままごとハウスのような形にもなる5WAY仕様で話題になりました。値段は張りますが、「良いものを長く使いたい」派のパパママに支持されています。同様にfarska(ファルスカ)のベッドチェンジングシリーズなども、ベッドが成長に合わせて組み替え可能です。こうした多機能タイプは一度買えば2人目以降や幼児期までずっと活躍するので、コスパ重視の方にも実は人気ですよ。

3. 安全性のチェックポイント

赤ちゃんが使うものですから、安全性は何より大事です。以下の点を確認しましょう。

  • 安全基準マークの有無: 日本製のベビーベッドなら、**「PSCマーク」や「SGマーク」**が付いているか確認しましょう。PSCマークは国が定めた基準適合品、SGマークは製品安全協会の基準適合を示します。要するにどちらも「安全な製品」であることを証明するマークなので、これらが付いているものを選べばまず安心です。海外ブランドのベビーベッドの場合、日本のマークは無くても各国の安全基準を満たしているものがほとんどですが、日本の住宅事情に合わないサイズや仕様もあり得ますので注意しましょう。

  • 柵(スリット)の幅と高さ: ベビーベッドの柵の隙間が広すぎないか確認してください。一般的に柵の間隔は6cm以下が推奨されています。赤ちゃんの頭や手足が変なふうに挟まらない設計になっているかどうか、大手メーカーの製品なら問題ないですが、念のためスペック表をチェックしましょう。また柵や床板の高さも重要です。新生児期は上段で使い、赤ちゃんがつかまり立ちするようになったら落下防止のため下段に下げて使うのが通常ですが、最下段にしたときに柵の高さ(赤ちゃんの床から柵上端まで)がしっかり確保されているかを確認しましょう。

  • 構造の安定性: 作りがしっかりしてグラつかないか、組み立てた際にネジやジョイントがきちんと固定できるかもチェックポイントです。特に中古でもらったベッド等を使う場合、ネジの緩みやパーツ欠損がないかを念入りに確認しましょう。グラグラするベッドは思わぬ事故につながります。

  • 塗料や素材の安全: 赤ちゃんはベッドの柵を舐めたり噛んだりすることもあります。そのため有害な塗料が使われていないことや、素材が赤ちゃんにとって安全なことも見逃せません。木製ベッドならホルムアルデヒドなど有害物質の心配はほとんどありませんが、安価な海外製でプラスチック部分が多いものなどは一応成分表示を確認したほうが良いでしょう。日本のベビーベッドは基本的に安全基準をクリアした塗料を使っています。

  • ロック機構: 折りたたみ式の場合は展開時にしっかりロックされるか、キャスター付きなら車輪ストッパーの具合など、安全に使用できる機構か確認します。説明書を読んで正しく使えば問題ありませんが、「機能が多いぶん、ちゃんとロックしておかないと危ない」という点は意識しておきましょう。

4. 使い勝手や付加機能もチェック

毎日使うものなので、育児が少しでも楽になる機能が付いていると助かりますよね。

  • 高さ調節機能: 先述の通り床板の高さが2段階or3段階に調節できるベッドがほとんどです。新生児期~腰が据わるまでは高め設定で腰への負担軽減&お世話しやすく、寝返りし始めたりつかまり立ち期には低め設定で転落防止と、赤ちゃんの成長に合わせて変更します。この高さ調節ができない簡易ベッドだと不便なので、基本的には高さ可変のものを選ぶほうが良いでしょう。

  • 開閉面の数: 柵が上下にスライドして開閉するタイプが大半ですが、「片側のみ開く」ものと「前後両側が開閉できる(ツーオープン)」ものがあります。例えば壁際に置くなら片側だけでOKですが、部屋の中央に置いてどちら側からもアクセスしたい場合は両側開閉式が便利です。また一部に側面が扉のように開くタイプもあり、成長してから出入り口になるものもあります。

  • 床板(マットレス下)の機能: 通気性を高めるためにすのこ状になっていたり、撥水シートになっていたりとメーカーごとに工夫があります。汗っかきの赤ちゃんですので通気性の良い床板だと湿気がこもりにくく快適です。敷布団やマットは別途用意しますが、ベッド本体の床板構造もチェックしてみましょう。

  • 収納スペース: ベッド下に収納棚引き出しが付いたタイプもあります。おむつやおしりふき、シーツの替えなどストック類を入れておけるので、省スペースにしたい場合はそうしたモデルも検討できます。ただし掃除のしやすさや通気性の観点から、ベッド下はがらんどうの空間になっているシンプル設計のほうが個人的にはおすすめです(掃除ロボットが下を通れる高さだったりすると尚良し!)。

5. 購入かレンタルか?期間と予算を考える

最後に使用期間予算についても考えておきましょう。

  • 使用期間の見込み: 赤ちゃんの成長はあっという間で、ベビーベッドもずっと使うわけではありません。早ければ生後半年~1年ほどで使わなくなるケースもあります(夜泣き対応で添い寝に切り替えたり、ハイハイ期に畳に布団を敷いて寝るようにしたり)。一方、2歳頃までしっかり使ったという家庭もありますし、下のお子さんに引き継いで数年間使い倒す家もあります。「将来また子どもが増える予定がある」「お下がりで譲るあてがある」なら購入しても元が取れるでしょう。逆に短期間の使用になりそうなら無理に高いものを買わず、安価なもので十分だったり、レンタルという手もあります。

  • ベビーベッドのレンタル: 実は多くのベビー用品レンタル会社でベビーベッドの貸し出しを行っています。数ヶ月~1年程度のプランで借りると購入より割安になることも多いです。特にミニベッドなど「使う期間が限られるもの」はレンタル利用者が多い印象です。レンタルなら使い終わった後の保管場所に困らない利点もあります。組立・回収も業者が行ってくれるサービスもあるので、処分の手間も省けます。デメリットとしては長期間(2年以上)使うなら買ったほうが安くつく場合がある点と、使用中に破損・汚損した場合の弁償ルール等は確認が必要な点です。とはいえ「最初からレンタルで十分だったかも」「買ったけどすぐ使わなくなって邪魔になった」という先輩ママの声もあるので、ぜひ検討してみてください。

  • 価格帯: ベビーベッドの価格はピンキリです。シンプルな木製ベッドなら新品でも1.5万円~3万円程度、中級クラスで3~5万円、高機能なものや海外ブランド品は5~8万円以上という感じです。また中古で譲ってもらったりオークションで安く手に入れる方法もあります。ただし中古品は前述のように安全面を必ずチェックし、古い基準のもの(古すぎる年代物)は避けるほうが無難です。出産準備費用を抑えたいなら、レンタルやリサイクルもうまく活用しましょう。

💡 豆知識: 実はアカチャンホンポなど大手でも「新品購入後○ヶ月以内なら半額で下取り」といったサービスを行うことがあります。こうした制度を使えば実質的なレンタルのように賢く利用できます。お店のキャンペーン情報もチェックすると良いでしょう。

人気ブランド・モデル比較

ここからは、国内外で人気のベビーベッドブランドやモデルをいくつかご紹介します。特徴や価格帯を比較するので、ぜひ参考にしてください。(※価格はおおよその新品購入価格です)

アップリカ (Aprica) ココネル エアーAB

折りたたみ式・ハイタイプ・標準サイズ相当(120×70)。新生児~2歳頃まで・収納袋が付属されています。

メッシュ側面&高通気マットで夏も快適。折り畳んで実家や旅行先でも使える定番人気モデル!

大和屋 (yamatoya) そいねーる プラス

木製・添い寝対応(片側開閉)・ハイタイプ・ミニサイズ(約95×60)

日本の老舗家具メーカー。大人ベッドに連結でき、ベッドの高さに細かく調節可能で使い勝手◎!

ファルスカ (farska) コンパクトベッド チェンジング

木製・標準サイズ(120×70)※組替でベビーサークル等に変形可能です。

多機能で長く使えるシリーズ。ベッド→プレイヤード→キッズソファなど成長に合わせ変形しコスパ良し!

カトージ (KATOJI) ベビーベッド

折りたたみ式・折りたたみ式 94.4 x 64.3 x 95 cm; 11.65 kg

コンパクトに折りたたむことが出来、高さも3段階に調整する事が出来ます。

IKEA スニグラ (SNIGLAR)

木製・固定式・標準サイズ(123×66)

北欧IKEAのシンプルな木製ベッド。低価格ながらしっかりした作りでミニマルデザイン!ネジ締め増しは必要。

STOKKE スリーピー (Sleepi)

木製・円形~楕円形・段階拡張式

北欧ストッケ社の高級ベッド。丸い形が可愛いく、パーツ追加でベッドを延長し最大5歳頃まで利用可!

 

ブランド/モデル名 🛏️ タイプ・特徴 ⭐ 価格帯(税込) 💰 コメント 🔍
アップリカ (Aprica) ココネル エアーAB 折りたたみ式・ハイタイプ・標準サイズ相当(120×70)
新生児~2歳頃まで・収納袋付属
約3~4万円前後 メッシュ側面&高通気マットで夏も快適。折り畳んで実家や旅行先でも使える定番人気モデル。
大和屋 (yamatoya) そいねーる プラス 木製・添い寝対応(片側開閉)・ハイタイプ・ミニサイズ(約95×60) 約4~5万円前後 日本の老舗家具メーカー。大人ベッドに連結でき、ベッドの高さに細かく調節可能で使い勝手◎。
ファルスカ (farska) コンパクトベッド チェンジング 木製・標準サイズ(120×70)※組替でベビーサークル等に変形可能 約5~6万円前後 多機能で長く使えるシリーズ。ベッド→プレイヤード→キッズソファなど成長に合わせ変形しコスパ良し。
カトージ (KATOJI) ベビーベッド 折りたたみ式 94.4 x 64.3 x 95 cm; 11.65 kg 約2~3万円前後 コンパクトに折りたたむことが出来、高さも3段階に調整する事が出来ます。
IKEA ベビーベッド SOLGUL アクリル製・固定式・124 x 66x 79cm 約2万円前後 北欧IKEAのシンプルな木製ベッド。しっかりした作りでミニマルデザイン。ネジ締め増しは必要。
STOKKE スリーピー (Sleepi) 木製・円形~楕円形・段階拡張式 約9~10万円前後 北欧ストッケ社の高級ベッド。丸い形が可愛いく、パーツ追加でベッドを延長し最大5歳頃まで利用可。

※上記以外にも、日本ブランドではコンビピジョンなどもベビーベッドを手掛けています。海外では**グレコ(Graco)の簡易ベッドやチコ(Chicco)**のコットなども知られています。それぞれデザインや機能が異なるので、お店で実物を見るのがおすすめです。

🛏️ 選び方のヒント: 実際に売れている人気商品としては、アップリカの折り畳みベッド(ココネルシリーズ)は鉄板です。またおしゃれ重視ならストッケのようなインテリア映えするもの、コスパ重視ならIKEAやカトージの安価モデル、長期利用ならファルスカや10moisの多機能モデルなど、自分たちの優先順位に合ったブランドが絞れてくると思います。口コミも参考にしつつ、赤ちゃんと家族にフィットする一台を選んでくださいね。

安全基準や法規制・注意点

安心するお母さん

ベビーベッド自体には使用を義務付ける法律は特にありません(大人と一緒に寝るのが禁止されているわけではないですからね)。しかし、安全に使うための基準や注意点はいくつか知っておきましょう。

  • PSCマーク・SGマーク: 繰り返しになりますが、日本で販売されているベビーベッドにはPSCマーク(国が定める基準適合)とSGマーク(製品安全協会の基準適合)の表示があるものを選びましょう。これらは法規制というより消費者保護の仕組みですが、万一事故が起きた際の賠償制度なども備えています。新品購入品ならほぼ付いていますが、海外製や中古品の場合は確認を。

  • 組み立て時の注意: ベビーベッドは組立式がほとんどです。説明書に沿ってしっかり組み立て、ネジの締め忘れがないよう注意しましょう。組立が不安な方は、有料でも組立サービスを利用したり、詳しい人に手伝ってもらうと安心です。特に折り畳み式はロック機構のはめ忘れがないように!

  • 設置場所の環境: エアコンの直風が当たらない場所、直射日光が長時間当たらない場所、極端に乾燥・湿度が高すぎない場所に置きましょう。また窓際やカーテンひも付近は、寒暖差や誤ってひもに絡まるリスクがあるため避けるのが吉です。さらに、ベビーベッドの中にはぬいぐるみやクッション類を過度に置かないことも大切です(窒息やSIDS予防のため、寝るスペースには柔らかいものを置きっぱなしにしないようにしましょう)。

  • 定期的な点検: 使っているうちにネジが緩んでいないか、キャスターのストッパーに不具合がないか、ときどき点検しましょう。木製ならヒビ割れなども確認を。特にお下がりやレンタル品で長く使っている場合は尚更チェックが必要です。

  • 卒業時の扱い: 赤ちゃんがベビーベッドを卒業したら、今度はその処分や保管です。第二子の予定があればきれいに保管(説明書やネジ類も忘れず保管)し、不要ならリサイクルショップやフリマアプリで譲渡するのも良いでしょう。捨てる場合、大型ゴミ扱いになることが多いので自治体に問い合わせてください。最近はベビーベッドを必要としている施設に寄付できる団体もありますので、調べてみる価値があります。

先輩パパママの体験談あれこれ

実際にベビーベッドを使ったご家庭の声をいくつか紹介します。同じ新米パパママとして、先輩の成功談や失敗談は気になりますよね。

  • 🔸「結果的に買ってよかった!」
    「最初はベビーベッドいらないかな?とも思いましたが、あって大正解でした。というのも、うちには猫がいるのですが、ベビーベッドのおかげで赤ちゃんが新生児の頃は猫が近づきすぎる心配がなく助かりました。昼間はリビングに移動させて寝かせ、夜は寝室で私たちのベッド横に置いています。最初レンタルも検討しましたが、2人目も考えてしっかりした木製を購入。上の子(3歳)はベッドの柵があるので赤ちゃんにイタズラできず、それも良かったです(笑)」(2児のママ)

  • 🔸「うちは使わなかった…その理由は」
    「張り切って可愛いベビーベッドを買ったのですが、実際あまり使いませんでした。というのも、うちの子が全然ベッドで寝てくれず😭結局添い寝じゃないと泣いてしまい、夜はほぼ添い寝になりました。日中もベッドに置くと泣くのでずっと抱っこかクーハン(一時的なカゴベッド)に入れてました…。おかげで購入したベビーベッドは荷物置き場と化してしまい反省。でもこればかりは赤ちゃんの気質にもよるので難しいですね。もし次があれば最初レンタルで様子見るかも」(0歳児ママ)

  • 🔸「ミニサイズで後悔。やっぱり標準にすれば…」
    「うちは1Kのアパート暮らしなのでミニベッドを買いました。省スペースで良かったのですが、**息子の成長が早くて8ヶ月には窮屈に…!**結局その頃に実家へ引っ越すことになり、標準サイズを改めて買い直しました。最初から標準サイズを買っておけば二度手間にならなかったかも、と少し後悔です。ただミニはミニで狭い部屋では重宝したので、難しいところです。(ちなみにミニの方はキレイにして友人に譲りました)」(1歳児パパ)

  • 🔸「レンタル利用で賢く節約」
    「ベビーベッド、使う期間が限られると聞いていたので思い切ってレンタルにしました。結果これで正解!3ヶ月だけ借りて1万円ちょっとでした。4ヶ月目以降は添い寝に移行したため、返却してスッキリ。その後またベッドが必要になればその時借りればいいので、物が増えず経済的でした。最初から買わなくて良かったです(笑)。注意点は、レンタル品は多少キズがあったり使用感あることですかね。でも私は気になりませんでした」(5ヶ月児ママ)

まとめ

いかがでしょうか?一口にベビーベッドと言っても、各家庭で本当に様々なエピソードがありますね。「絶対に必要!」という人もいれば「なくても困らなかった」という人も。大事なのは赤ちゃんの安全とママパパの安心を両立できる方法を見つけることです。このセクションの内容を踏まえて、自分たちに合ったベビーベッドスタイルを検討してみてください。初めての育児、心配事も多いでしょうが大丈夫、一歩一歩準備していきましょう!

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